ベンガン Q&A

ベンガンってなんですか?
「ベンガン(鞭杆)」とは120㎝くらいの木の棒、もしくはその棒を用いた動作のことを指します。
動作は太極拳などの中国武術をベースにしており、棒術としては多彩な技法を有し、健康法としては体力の維持・増進に効果的です。
鞭杆協会(べんがんきょうかい)ってなんですか?
太極拳などの中国武術をベースにした棒術の普及と発展のために設立された特定非営利活動法人です。
練習はどこでするのですか?
教室によって異なりますが基本的に体育館等の室内で練習します。
場合によっては屋外で練習することもあります。天気の良い日の公園は気持ちいいですよ。
練習時の服装や、用意しなければいけないものを教えてください。
動のできる動きやすい服装と、比較的底の薄くて平らな室内履きを用意ください。
後は棒(ベンガン=鞭杆)を用意していただければ良いですが、詳しくは当協会か体験入会の際などに直接お尋ねください。
(当初はご自分の棒がなくても問題ありません)
棒とは、どのようなものを用意すればいいですか? ベンガン(鞭杆)はどこかで売っているものですか?
本来のベンガン(鞭杆)は、中国産の「白蝋(はくろう)」という木から作られますが、ホームセンター・DIYショップなどで売っている120㎝程度の木の棒をご用意いただければOKです。
本来のベンガンをお求めの際には、中国武術の武道具販売店(インターネットにもあり)でお買い求めいただけます。
男性ですが、女性ばかりだと入りづらいのですが。
パンフレットには若い女性が多数出ていますが、教室の生徒さんや会員は女性だけではなく、老若男女様々な方々がおられます。ご安心ください。
打ち合ったり、複数名での対戦などの練習はするのですか?
勝ち負けを競う対戦はありませんが、二人で組んで打ち合う練習はあります。
身体にはどんな効果があるのですか?
棒を持って動くことにより、日ごろ意識していない部位が動かされ、関節の可動域(動かせる範囲)が広がります。結果、肩こりの改善や心肺機能の向上に役立ちます。
護身術になりますか?
練習を続けていけば、なります。
ただし、健康法を越えて、武術として棒を使いこなすには、相当の修練が必要です。
ベンガン(鞭杆)が登場する映画や小説はありますか?
『クジラの島の少女』という映画に、マウイ族が練習している棒術として登場します。
また、金庸の『射鳥英雄伝』という小説に登場する「打狗棒術」も鞭杆の一種と考えられます。ぜひご覧になってみてください。
杖術の一種なのですか?
技の基本名称、形などは異なりますが、同じ棒を扱う武術として共通する所は多々あると考えております。
公認の資格などはありますか?
当協会で定めた段級・指導員の認定制度があり、試験を実施しています。
詳しくは該当のページをご覧になるか、当協会へお問い合わせください。
試合とか大会などはありますか?
鞭杆のみの試合はまだありませんが、中国武術の各種交流大会に、個人としてあるいは団体として積極的に参加しています。とくに、毎年秋に開催されている太極拳全国交流大会では、200名以上の集団で演武を行います。
年間スケジュールなどを参考にしてください。
年齢制限はありますか?
ございません。